こんにちは! 今回はアオアシの一条花について徹底解説したいと思います!
正ヒロイン登場です! 女性キャラが少ないアオアシにおいてまさに紅一点!(杏里は?)
物語に色恋沙汰を持ち込む役割を果たしています。まあアオアシにラブコメを求めている人がどれぐらいいるの?って話ではあるんですが…
でも野郎どもがサッカーやっているだけだと新規読者は獲得できないですからねえ。
読んでもらえばアオアシの良さは分かってもらえると思いますが、まずは手にとってもらわないと...
やっぱりスポーツ漫画で可愛いヒロインは定番であります。
今回は、そんな花ちゃんの正確や可愛さを解説します!
ちなみにアオアシの女性キャラについては別記事でまとめてあります。興味のある方は以下のリンクからどうぞ。
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【アオアシ】ヒロインズ&女性キャラを隅から隅までまとめました!
主人公・アシトのユースでの奮闘を描くサッカー漫画・アオアシ。 サッカー描写や人間模様などは「熱い!」の一言なのですが、いかんせん女性キャラが少ない。 これなら全キャラまとめ ...
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【アオアシ】一条花の基本情報
・エスペリオンユース監督、福田達也の義妹
・フランク・ジョーブ博士に憧れて外科医を目指す
・英語が得意。通っている高校(アシト達と同じ)では特進クラス
・アシトのことを栄養的にサポート。のちに栗林もサポート
・アシトのことを「愛している」(詳細は後述)
スポーツの栄養管理もできるスーパー外科医を目指している、という読者が忘れていそうな設定を持つ花です。そのためにアシトや栗林の栄養管理も買ってでています。
栗林に関しては昔手当をしたことがあるそうで、花は覚えていないですが栗林は覚えているというまたなんとも言い難い感じになってます。
初期の頃は数少ない女性キャラとして扉絵で水着姿なんかも披露していました。今でも女性キャラは少ないですが、アオアシに女性キャラ需要がそもそもないのか、そういうセクシーショット的なのは見なくなりましたね。
花の特徴その1:天真爛漫かわいい
小林勇吾作品お決まりの(というほど作品が数多いわけではないですが)天真爛漫系ヒロインです。
アシトにドロップキックをかましたり、ヘッドバッドをかましたりと、プロレスでも活躍できそうな勢い(違)
ただ、アシトを意識し始めるようになってからはあまり天真爛漫じゃなくなってしまいましたね。これが恋する乙女ってやつか(違)
個人的には初期の頃の花がアシトを振り回している頃が二人の関係としても一番良かった時期なんじゃないかと思いますね。
休日に練習しようとするアシトを無理やり引きずりだして通う予定の高校見学させるとか、あのエピソードよかったですね。まあ最後はドロップキックで終わったわけですけど。
特徴その2:意外と恋愛が奥手
アシトも読者もモヤモヤしたと思いますが、アシトのことを意識し始めたら(というかキスした直後から)急にアタックしなくなる、というかむしろアシトのことを避け始めます。
なんでやねんと読者もアシトも思うわけですが、その根底には過去のトラウマがあるわけですね。
花の過去のトラウマ:福田達也の怪我
花はもともと福田監督(その時は選手なのでこれ以降福田と書きます)が好きでした。花の父親と福田の母親が再婚するにあたり、会った時に一目惚れ。
野望を持ったギラギラとした目に惹かれたそうです。アシトの時も目でしたね。注目したきっかけ。
それ以降も花は福田を応援し続けますが、福田はスペインで活躍している時に大怪我を負い、それが原因で引退します。
花はこの時に、「福田の力に自分はなれなかった。自分の応援は福田の助けにはならなかった。」という感情を抱きます(明確に書いてないですが、会話の端々からそう推測できる)。
これが元で花は次のような感情を抱くようになります。
・自分が応援しても、選手の力になれないのではないか
・サッカーを知らない自分は応援している選手のそばにいても仕方ないのではないだろうか。
ということで、アシトに対して「サッカーを知らない自分がそばにいてアシトに余計なこと(恋愛関係ね)を考えさせるぐらいなら側にいない方がいいのではないか」と考えてアシトを避けるようになった、と思われます。
いやあ、乙女心って複雑っすね。
18~20巻の船橋学院戦は花にとっても一つターニングポイントになったと思うので、以前のような関係に戻れるといいですね。
花とアシトの恋愛経緯
花とアシトの恋愛模様、アオアシ唯一のラブコメ要素なわけですが、今までの経緯をまとめておこうと思います。
アシトと花の初めての出会いはアシトがセレクション会場に入る直前でしたね。
福田監督からアシトのことを聞いていた花が、髪型で気づいたんですね笑
「バルデラマみたいなやつが来る」と聞いてたみたいですが、サッカーに詳しくない花がなぜバルデラマを知っていたのかが謎です。ちなみに私は知らなかったんでGoogle検索して激しく納得しました。
そのあと、セレクションで奮闘するアシトを見て、それを応援するようになった花。
この時からアシトの目に注目していたと思います。俯瞰の目じゃなくて諦めない目力、の目ね。
そこからアシトにはいろいろと目をかける花です。アシトの母親にエスペリオンユースのあれやこれやを教えたり、アシトに献立表を渡すようになったり…
休日に連れ出して通う予定の高校を案内したり、試合中に声をかけて落ち着かせたり…
アシトがDF転向を言い渡されて行方不明になったときは、独自の勘で見つけてご飯用意したり、アシトの母と電話させたり…
うーん、まさに正ヒロイン…(むしろ肝っ玉母ちゃんみたいな気も?)
で、喧嘩したり仲直りしたりしながらストーリーは進んでいくわけですが、一つのターニングポイントになったのが武蔵野戦。
アシトがAチーム昇格を決めた試合です。
この試合で決定的なゴールを決めたアシトに、花は福田監督の面影を見ます。
多分ここで惚れたかと。
で、Aチーム昇格で喜んでいるアシトに対して花がおでこにキスするんですよね。
このキスから花がアシトを避け始めます。
アシトの初プレミアリーグ戦、柏大商業戦はアシトに見つからないようにタオルで顔を隠しながら観戦(都に見つかりましたが)。
その後も福田監督に諭され、落ち込むアシトを励ましにいけない花。対照的に励ます杏里。
東京VANS戦の前に献立だけ渡しに来る花。今はサッカー以外考えたくないのになんで来るんだ、とアシト。
アシトが感情を乱されるからくるな、と杏里に言われる花。
ここら辺はラブコメラブコメしていたと思います。まあ読者の大半はアシトと同じく、「ラブコメなんかいいから早くサッカーしろ」という気持ちだったと思いますが笑
で、もう一つのターニングポイントが船橋学院戦です。
先に書いたように、感情を乱される要因である花や、アシトの母親を切り捨て、サッカーのみに集中していたアシト。
花はかなり心配をしていて、船橋学院戦前日に、「ダメそうだったら逃げてもいい」という声をかけます。
アシトの様子が、怪我をした時の福田監督に似ていたからだそうです。
さてその試合、トリポネ相手に今まで培ったものが通用しないと分かってしまったアシト。
決定的なシュートを打とうとするトリポネを捨て身で止めに行きますが、その最中、花の「逃げていい」という言葉を思い出して止まります。
結果としてアシトは怪我はしなかったものの、トリポネのシュートを手で防いでしまいレッドカード。
掴めそうだと思った攻守コンプリートは手からこぼれ落ちて行きました。
この試合をアシトの母、紀子と共に観戦していた花は終始アシトのことを心配し、レッドカードの時には泣き崩れてしまいました。
その時の紀子の言葉が「アシトを愛してくれてるのね」でした。
なおその時に杏里もいたんですが、むしろ杏里はアシトいけいけ派だったので言葉も出ず。
漫画のストーリーとはいえちょっと残酷な場面になりました。
アシトは試合の翌日、わざわざ花を待って、切り捨てようとしたことを誤り、花は渡せなかった献立表を渡しました。
ここがターニングポイントになって二人の関係がまた変わっていく雰囲気を感じましたが、どうなんでしょうね?
まとめ
この記事ではアオアシの正ヒロイン、一条花についてまとめました。
特に
・基本情報
・天真爛漫な性格
・意外と恋愛では引き気味なところ
・アシトとの関係の推移
を解説しました。
アオアシはもはやサッカー部分が熱すぎて、ラブコメ要素はいらないんじゃないかと私ですら思うわけですが、やはり可愛い女の子は物語におけるスパイスのようなもの。
バランスを考えつつ、花や杏里の恋模様が描写されるといいですね!