この記事ではアオアシの福田達也について解説していきます。エスペリオンユースの監督ですね。
ある意味でアオアシのもう一人の主人公。その斬新な指導法と名言連発、渋い見た目は現実にいたらめちゃくちゃ人気が出そうです。
監督時代だけではなく選手時代についてもまとめます!
ちなみに福田監督のモデルについては別記事でまとめていますので、興味がある方はそちらもどうぞ!下のリンクからいけます。
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【アオアシ】福田達也監督のモデルは誰だ? 選手としてはあの元Jリーガー。監督としては...?
アオアシのもう一人の主人公とも言える(?)エスペリオンユースの監督、福田達也。 海外を渡り歩いてきたその経歴や、異色の指導方法が目を引きますが、モデルとなった人物はいるのか?   ...
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【アオアシ】福田達也の基本情報
・愛媛出身
・元日本代表。ポジションはMF。
・早熟の天才。各年代の代表で重要な役割を果たす。
・23才の時にスペインのトップリーグに移籍。
・大怪我が元でプレー精度を欠き、引退
・監督としてエスペリオンを世界に比肩するクラブに育てようという野望を持っている。
・花の義兄
ポジションはMFっていうの、序盤の方でちょろっと出てそれ以降出ていなかったので完全にノーマークでした。
今回のまとめ記事のために読み返していたら1巻で情報が出てました。勝手な想像ですが多分栗林みたいなMFだったんでしょうね。
監督としてエスペリオンユースBチームの試合を見に来たら相手高校がざわついていましたので、選手時代からかなりの有名人だったんでしょうね。
選手時代、監督時代のことは後でまとめますが、とにかく天才、というか発想が独創的。
ですが、彼を支えるのはその才能だけではありません。
選手時代に大怪我を負ってトップリーグでプレーできなくなっても海外の2部リーグを転々とし、引退したら監督としてトップレベルのクラブチームを作るという野望を持って指導...
私はここに福田達也のメンタルの強さを感じさせます。どこかで心が折れていてもおかしくない経歴なんですよね。
アオアシは色々技術的なことを描いている漫画ですが、最後は根性、という話になってくるんですよね。
選手時代の福田達也−順風満帆な欧州デビューから怪我で引退するまで
福田達也はいわゆる「早熟の天才」。東京のサッカー名門校である国堂館高校(これモデルは國學院久我山ですかね?)から当時からJ1の東京シティ・エスペリオンに入団。
20歳でレギュラーに定着し、23歳でスペインのトップリーグ、リーガ・エスパニョーラに移籍。
アオアシ7巻の回想シーンで、エスペリオンでのデビュー戦で活躍した福田が、おそらくは同期で入団した望に「3年で主力になり、その後欧州に行く」と言い放ったシーンがありましたが、本当に言った通りになったわけですね。
移籍したのはリーガ・エスパニョーラで降格争いをしているようなチームでしたが、福田が加入したおかげでチームは立ち直り、見事残留。福田はその名を世界に轟かせたのでした。
この時に5レーン思いついたって18巻で言ってましたね。
しかしそのリーグ戦の最終節で大怪我を負い、復帰しても元のようなプレーはできず。
その後、海外リーグのマイナーリーグを転々としましたが大した成績は残せず引退します。
これが選手としての福田達也の経緯です。客観的に見ると早熟の天才が欧州に渡って活躍するも、怪我が原因で引退する、と。
やはり選手にとって怪我は怖いですね...
監督時代の福田達也−カリスマ的な指導力でクラブを世界一にする野望を持つ
そのあと、福田はしばらくは表舞台から姿を消したようでしたが、いつの間にかエスペリオンユースの監督に就任。
彼の野望は、「エスペリオンをレアルやバルサのようなクラブと比肩する世界一のクラブにする」こと。
そのためには育成からテコ入れしなればいけないということで、エスペリオンユースの監督になったのでした。
福田監督の選手時代の天才エピソードはあまりないですが、監督になってからの天才エピソードは色々あります。監督だからカリスマエピソードと言った方がいいですかね?
私の印象に残ったものをいくつか解説してみましょうか。
福田監督のカリスマエピソード1: アシトを発掘
そもそも実はどうやって福田監督がアシトを発見したのか全く描かれていないんですよ。
アシトは完全に無名だったので、私が想像するにたまたま愛媛に里帰りしていた福田がたまたまやっていたサッカーの試合を見ていたらアシトを発見した、という流れだと思います。偶然が重なりすぎィ!
しかしアシトのプレーを一目見ただけでそのポテンシャルを見抜き、コントロール・オリエンタードを教える過程でその俯瞰の能力に気づき、将来のサイドバック候補としてエスペリオンユースの入団試験を受けさせる...
アシトの俯瞰の能力に気づいた一人目は福田監督です。前情報が何もないところから、アシトの試合に関する話だけで見抜いたのはさすが、というところでしょう。
福田監督のカリスマエピソード2: 11人対21人
地味にすごい練習だなと思ったのが、アシトたちBチームが初めてAチームと合同練習した時の11人対21人のミニゲームです。
一見21人側が絶対有利なように見えますが、サッカーを理解していて適切な場所にポジション取りをしていれば早々一方的な展開にはならず、11人側が点を取ることもできる。
人数差に惑わされずにちゃんと「サッカー」ができるか、という練習でした。
元ネタが見つからないのですが、おそらく監修の上野さんがどこかで見た練習が元ネタなんでしょうね。
なるほど考えさせるには最適のミニゲームだなと思いました。
福田監督のカリスマエピソード3: ロープ練習
アシトたちがAチームに上がって苦しんでいる時、冨樫の提案で守備の夜練習を始めます。
守備の概念が分からないアシト。守備は組織でやるものなので理論的、ということでどこから教えていいか悩む竹島、朝利。
そこへ現れたのが福田監督。DFラインのアシト、冨樫、竹島、朝利にロープを持って守備をする練習を提案します。
守備は適切な距離感が大事、ということを体に叩き込むためのロープでしたが、私自身が目から鱗でした。
理論ではなく自然に体に叩き込める、という画期的な練習だったと思います。福田監督すごい。
ちなみにこの練習の元ネタはハリルホジッチ監督なようです(ソース元)。
このロープ練習の効果は絶大で、東京VANS戦でアシトたちは見事相手を0点に抑えることに成功しました。
福田監督のカリスマエピソード4: 5レーン理論
通常のサッカーは両サイドとセンターレーンの3つのレーンで作戦を考えますが、これにサイドと中央の間のハーフレーンを加えて5レーンでサッカーを展開するのが5レーン理論というものです。
現実ではバイエルンのグアルディオラ監督が考え出した戦術ですが、アオアシの世界では福田監督が現役の時、スペインのトップリーグでプレーしている時に思いついたことになっています。いや〜、福田監督天才ですわ笑
福田監督がすごいと言われる所以は、この難解な5レーン理論をユースにやらせようと思ったことでしょうね。
優秀な選手が集まっている栗林世代に、ジュニアユースの頃から叩き込んでようやく船橋学院戦で実現しました。
確かに5レーン理論は細かいルールが多く、聞いただけでも非常に難しいことが分かります。というか、一度読んだだけだとなかなか理解できません。
船橋学院の夏目監督も驚いていましたね。
福田達也のベストゲームは?
正直言って、福田監督の本領が発揮された試合というのはまだないと私は思っています。
「嵌めてとる」作戦がハマった東京VANS戦や、5レーン理論が完成した船橋学院戦など、福田監督の手腕が目立つ試合はあったものの、「監督の采配で勝った」と言える試合はまだありません。
選手が目立つことはいいことですが、一試合ぐらい「この試合は福田監督の神采配で勝った」という試合を見たいですね!
まとめ
この記事ではアオアシの福田達也監督についてまとめました。
特に
・基本情報
・選手時代
・監督時代
についてまとめました。
アオアシのもう一人の主人公、と言われる福田監督。ただ、ここまではアシトが中心、最近は阿久津が中心で、まだ主人公ムーブはあまりしていないのかなと思います。
船橋学院戦でのアシトの起用には苦悩がありましたが、主人公らしく壁→苦悩→壁突破、という動きを見てみたいですが、一方で福田監督が悩んでいる姿もあまり想像できませんね笑
どうしてもサッカー漫画は選手に焦点が当てられますが、福田監督の今後にも期待です!
ちなみにエスペリオンユースの他のメンバーの一言コメントや解説記事を一つの記事にまとめてあります。興味がある方は以下のリンクからどうぞ!
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