アオアシの漫画に出てくる選手って各々が個性的ですよね。
そんな中でも主人公アシトとの絡みで目を引くのが、今回のテーマである阿久津。
エスペリオンユースの2年生DF、レギュラーです。アシトと同じセレクション入団。
その卓越したフィジカルと戦術理解能力で、エスペリオンユースAチームで不動のセンターバックとしてDFラインをコントロールしています。
セレクションやDF転向の時にアシトをイジメていたので悪い印象を持っている人が多いかもしれません。
何を隠そう管理人もその一人でした笑
しかし17巻では自身のエゴを貫き通す強さを見せるなど、だんだんとキャラの深堀りがされていっている印象。
今回はそんな阿久津のモデルを調べてみました!
ちなみにモデル以外の阿久津についての解説は別記事にまとめてありますので、興味のある方は下のリンクからどうぞ!
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【アオアシ】阿久津渚について徹底解説! 彼を嫌いな人ほど読んで欲しい最悪の過去と反骨心...
アオアシの阿久津渚。皆さんはどういう印象をお持ちでしょうか? 序盤でかなり主人公のアシトに対する嫌がらせをしていたので嫌いな人が多いと思いますが、最近の巻で彼の事情が説明されるようになっ ...
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アオアシの阿久津のモデルは本田圭佑選手!
作者の小林先生が、電子書籍.comのインタビューで次のように語っています。
阿久津(※)のモデルは、実は本田圭佑選手(ACミラン)です。
本田選手はあんな酷いこと絶対に言わないでしょうし、ラフプレーなんてもってのほかのプレースタイルなので誤解のないようにお願いします。
ただひとつ、フィールドにおいて最後まで残る確かな強さ、その象徴というのが、僕のなかでは本田圭佑選手でしたので、参考にさせていただきました。
僕自身、現役選手のなかで本田選手が一番好きな選手でもあります。
ということで、本田圭佑選手ですね。あまり説明の必要はないかと思いますが、日本代表で活躍した有名な選手です。
2020年現在はブラジルのクラブでプレーしています。
詳細な情報を知りたい方はWikipediaのページへ、あるいはご本人公式ページもありました。
ユースに所属していたが昇格できず、高校経由でプロ入りしたんですね。ブレない精神力はそのあたりから来ているのかもしれないですね。
プレーを知るなら動画が良いと思って探して見ました。管理人が見てよいなと思った動画はこちら。
この動画のタイトルを見てもわかるのですが、本田選手はその発言や態度からアンチの方も結構います。
ホリエモンとかに近い感じですかね?
ただ、確かに本田選手はブレない。自分が信じる道をそのまま進むという強い意志が発言にも現れているように感じます。
確かにそういう意味では阿久津っぽいといえば阿久津っぽい。
そして、フィジカルお化けな阿久津ですが、本田選手についてもそのフィジカルの強さをよく表現している動画を見つけました。
何がとは言えないけど、これすごく阿久津っぽい笑
阿久津は闘莉王選手のようとも作中で言われているが
義経が怪我した時に望コーチが阿久津にFWを命じるシーンが7巻でありました。
本当に冒頭の場面ですが、その時の大友のモノローグが
セ、センターバックの阿久津がFW...トゥーリオかよ...
(アオアシ7巻より)
だったんですね。なので調べる前はなんとなく闘莉王選手がモデルなのかな、と思っていましたが、特にそういう訳ではないようです。
闘莉王選手のあの勝ちにこだわるが故の気性の荒さやフィジカル、時にはFWもこなす得点力はそっくりだと思うんですが...
こちらも一応闘莉王選手の動画を載せておきます。
2019年12月に現役引退を発表したそうです。お疲れ様でした。
阿久津と似た家庭環境を持った選手たち
アオアシ21巻で阿久津がネグレクト同然のひどい家庭環境で育ったことが明らかになりました。
そのこと自体は何かをモデルにした、ということはなさそうですが、(その時に福田監督も言っていたように)世界には同様の劣悪な環境から這い上がってきたサッカー選手がいます。
ここではそんな選手たちを短めに紹介していきます。
阿久津と同様のひどい環境を覆した選手たち1: クリスティアーノ・ロナウド
説明の必要がない「クリロナ」。非常に有名な選手ですが、幼少期は貧しい家で育ち、アルコール依存の父親の元で育ったそうです。
貧困についてのエピソードは例えば以下のものがあります。
11~12歳頃に空腹になると近所のマクドナルドへ行き、裏口のドアに回って「ハンバーガーは残ってないか?」と店から売れ残りを恵んでもらっていた
(https://www.excite.co.jp/news/article/Techinsight_20190919_636633/より引用)
ここから這い上がって今の地位を得ていると思うと応援したくなりますね!
阿久津と同様のひどい環境を覆した選手たち2: ルカ・モドリッチ
2018年W杯でクロアチアを準優勝に導いた司令塔です。大会MVPにも選出されました。
彼はクロアチアの生まれですが、ユーゴ紛争に巻き込まれ、祖父は殺害され、一家は難民となります。
当然そんな状況で育った彼のフィジカルは弱く、それが原因でクラブのセレクションを落とされたこともあるそうです。
阿久津と同様のひどい環境を覆した選手たち3: カルロス・テベス
元アルゼンチン代表FW, マンチェスター・ユナイテッドでも活躍した選手です。
彼はアルゼンチンのスラム街で生まれました。父は銃に撃たれて亡くなり、母は重度のアルコール依存。
叔父と叔母に育てられました。彼が石を蹴る姿を見てサッカーに誘ったコーチに向かって叔父が「彼はサッカーをする靴がないんだ」と言うほどの貧困。そこから這い上がったのでした。
阿久津と同様のひどい環境を覆した選手たち4: ズラタン・イブラヒモビッチ
スウェーデン代表の最多得点記録保持者であるイブラヒモビッチ。彼の両親は移民で、父は酒浸り、両親は離婚。
姉はドラッグ中毒、という家庭で育ちました。
地元では有名な不良で、盗んだ自転車でサッカーの練習に行くような選手。サッカーで有名にならなければ刑務所に行っていただろう、という人物だったようです。
状況としては一番阿久津に近いかもですね。
まとめ
・阿久津のモデルは本田選手
・プレースタイルは闘莉王選手?
・厳しい状況で育った選手たち
について本記事で説明しました。
こう見てみると、あの外見と嫌な性格さえなければ、阿久津の生い立ちも主人公そのもの。
ヒール役としてアシトを引っ張っていって欲しいですね!